チャン・ダイ・クアン国家主席の招きに応え、イスラエルのルーベン・リブリン大統領夫妻は19日から25日にかけて、ベトナム国賓訪問を行ないます。1993年、外交関係が樹立されてから、両国の訪問団が頻繁に交換され、貿易関係は日増しに発展しています。
(写真:外務省)
経済貿易関係に関して、イスラエルはベトナムの市場経済体制を認定した国の一つです。双方の商取引額は2005年のおよそ6800万ドルから2014年に10億ドル、2016年には12億ドルを超えています。ベトナムはイスラエルに電話、各種の部品、履物、コーヒー、カシューナッツ、繊維製品、水産物を輸出している一方、イスラエルから機械、ハイテク設備、肥料を輸入しています。
両国は農業協力を絶え間なく強化し、ハイテクアグリカルチャー協力は多くの地方で進められています。イスラエルは農業分野に携わるベトナムの技術者や研修生向けの数多くの研修会を開いてきました。
双方は、経済、科学技術、農業、貿易協力枠組協定や二重課税防止協定などを締結しています。
イスラエル大統領によるベトナム国賓訪問は両国関係の緊密化、あらゆる分野での協力の強化を目指すとしています。