「年齢差別のない社会」をテーマにした今年の「国際高齢者デー」、及び高齢者のための行動月間に応え、この間、ベトナム高齢者協会は様々な活動を行い、経済社会発展における高齢者の役割の発揮を目指しています。具体的には高齢者に関する憲法と法律の規定の宣伝や高齢者の見舞い、診療、治療などの活動があります。ベトナム高齢者協会のゴ・チョン・ビン会長は次のように語りました。
(テープ)
「毎年、高齢者デーには様々なテーマが決められます。今年は『年齢差別のない社会』です。というのは実際に、年齢の差別が存在しているからです。科学的な解決策や文化的な行動をとらなければ、矛盾が発生する恐れがあります。現在、ベトナムの高齢者の割合は人口の1割以上となっていますが、そのうち、500万人以上は60~70歳で、大学教育を受け、中には博士、教授称号を持つ日ともいます。高齢者の知恵の発揮に関心を寄せる必要があると思います。」