ベトナム戦争の休戦に関するジュネーブ協定 ベトナム外交史における輝かしい節目
(VOVWORLD) - 7月21日のベトナム戦争の休戦に関するジュネーブ協定の締結70周年にあたり、19日午前、ハノイで、外務省は国防省、およびベトナム社会科学アカデミーと協力し、「ベトナム戦争の休戦に関するジュネーブ協定70周年」をテーマにした科学シンポジウムを行いました。
開会式で、ブイ・タイン・ソン外相は「ジュネーブ協定はベトナムの民族解放・国家統一事業における重要な歴史的節目となる。1954年のディエン・ビエン・フー作戦の勝利とともに、ジュネーブ協定はおよそ100年にわたるフランス植民地主義者の支配に終止符を打ち、北部完全解放に導くとともに、北部を南部戦線の強固な後方として構築することに基盤をつくり、民族独立と国家統一目標の達成に貢献した」と強調しました。
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「シンポジウムは1954年のジュネーブ会議、およびジュネーブ協定から引き出された貴重な教訓を振り返り、総括・強化するための機会となります。祖国建設防衛事業に対する同会議と協定の価値は今も生きています」
一方、ホーチミン国家政治学院のグエン・スアン・タン院長はジュネーブ協定の交渉、締結、実施には外交に関する多くの貴重な教訓が含まれ、ベトナムのユニークな外交路線を示すとの見解を述べました。また、ドイモイ=刷新時期において、ベトナムは社会経済開発を国防・安全保障、対外活動と緊密に連携し、対外活動を常に重点的な任務と見なしていると指摘しました。