11月20日の「ベトナム教師の日」34周年を記念する様々な活動が行なわれています。20日午前、グェン・スアン・フック首相はホーチミン国家大学を訪れ、同大学の幹部、講師、職員にお祝いの言葉を述べました。この席で、フック首相は次のように語りました。
(テープ)
「この34年、『ベトナム教師の日』は教育部門に携わっている人々だけでなく、ベトナム全国民にとっても、特別な日です。本日、ベトナム共産党、政府を代表して、遠隔地や国境地帯の学校で教鞭をとっている教師を始め、全国の教師たちに心からの感謝の気持ちを表したいと思います。ベトナム政府と国民は教育事業に対する皆様の大きな貢献をいつまでも忘れることはできません」
このように語ったフック首相はホーチミン国家大学の養成活動と科学研究分野における大きな成果を高く評価すると共に、スタートアップ夢を育むよう求めました。
(写真:qdnd.vn)
これより前の19日午前、ブ・ドゥク・ダム副首相は中部高原地帯テイグェン地方のダックノン省ダックグロン県にある小学校2校を訪れました。この席で、ダム副首相は少数民族の人々が住んでいる地域で教鞭をとっているという困難を乗り越え、地元の子供の教育に全力を尽くしているこれらの小学校の教師に感謝の気持ちを表しました。
一方、『ベトナム教師の日』にあたり、ベトナム教育訓練省のフン・スアン・ニャ大臣は教育分野に携わっている教師、幹部、職員にお祝い書簡を送りました。その中で「2016・2017学年度、及び、向こうの数年、ベトナム教育部門は多くのチャンスに恵まれている一方、試練と困難も少なくないだろう。皆様が今後も、これまでに収めた成果を生かして、教育活動の質的向上にさらに取り組むよう希望する」と明らかにしました。