ベトナム、新型コロナワクチン接種の目標遂行に取り組む
(VOVWORLD) -現在、ベトナムで18歳以上の人口の100%が最低1回のワクチンを接種済み、18歳以上の人口の90%が2回のワクチン接種を終えました。
(写真提供:保健省) |
また、多くの地方は追加接種を行っています。これはベトナムが行ってきた前例のない規模の予防接種キャンペーンの成功と言えます。
新型コロナとの闘いにおいて、ベトナムはその感染に歯止めをかけるため、様々な対策を行ってきましたが、その中で、ワクチン接種を効果的な対策の一つとして位置付けました。ベトナムはワクチンを調達するため、国外からの輸入の他、ワクチン技術の転換、国内での生産のため研究活動を行ってきました。
2021年2月1日、保健省はイギリスのアストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を許可しました。その後、保健省はロシア製ワクチン「スプートニクV」、米ファイザーと独バイオンテックが共同開発する新型コロナウイルスワクチン「コミナティ筋注」、モデルナ製ワクチンなど8つの種類のワクチンの使用を許可しました。
保健省の統計によりますと、2021年2月から12月まで、ベトナムは合わせて1億9200万回分のワクチンを受け取りました。
政府の指導を実施して、保健省は各地方に対し、接種速度を増やすと共に基礎疾患を持っている人や50歳以上の人々を始め、すべての人々が接種を受けられるように取り組むよう提案しました。