24日、ハノイで、ベトナム資源環境省はUNDP=国連開発計画、及び、IPCC=気候変動に関する政府間パネルと連携して、「IPCCの成果と気候変動対応に対するベトナムの行動」に関するシンポジウムを共催しました。
開会式で発言に立った資源環境省のボ・トアン・ニャン次官は「ベトナムは気候変動対応や自然災害防止対策が国の持続可能な開発にとって有意義なものであることを深く認識している。ベトナムは、気候変動、自然災害防止対策、持続可能な開発とグリーン成長に関する幾つかの戦略と政策を発効し、実施してきた。」と明らかにしました。
一方、資源環境省に属する気象・気候変動局のファム・バン・タン副局長によりますと、ベトナムにおける温暖化対策の国際枠組み『パリ協定』を実現する共通目標は、相応しい活動を実現し、2020年と2030年までの方向を見出すということです。中でも、温室効果ガス排出量軽減と気候変動対応に関するベトナムの公約履行、低炭素経済の発展に向けた人材の育成などがあります。