故ファム・バン・ドン首相の提唱による「ベトナム語の美しさを守る」運動50周年を迎えるにあたり、5日、ハノイで、VOV=ベトナムの声放送局は「ベトナム語の美しさを守る」をテーマにしたシンポジウムを行いました。

席上、VOVのグエン・テー・キー総裁は、「このシンポジウムは、1966年と1979年に行われたこの問題に関する全国会議に次ぎ、第3全国会議とも言える。シンポジウムは報道界が使うベトナム語に集中する」と強調しました。

キー総裁は次のように語りました。

（テープ）

「シンポジウムを通じて、組織委員会は、政府や、党中央宣伝教育委員会、情報通信省、文化スポーツ観光省、国会文化教育青少年児童委員会、ベトナムジャーナリスト協会、ベトナム言語学協会に対し、ベトナム語の使用、ベトナム語の美しさの保存などに力を入れていくよう提案します。」

一方、シンポジウムで発言にたったブー・ドゥク・ダム副首相は、「ジャーナリストらはベトナム語の美しさを守るだけではなく、さらに豊富にする必要がある」との見解を示し、次のように語りました。

（テープ）

「ジャーナリストらの発言力と影響力が高いことから、それぞれのジャーナリストは言語力を高める必要があります。このシンポジウムがベトナム語の美しさの保存・発揮に大きく貢献するのは間違いないでしょう。」

なお、このシンポジウムには、ベトナムの科学者や、ジャーナリストらの240件の研究テーマが寄せられました。