ベトナム首相、インドの悲惨な事故を受けて見舞い電報
(VOVWORLD) -インド北部ウッタルプラデシュ州で発生した痛ましい事故を受け、ベトナムのファム・ミン・チン首相は4日、インドのナレンドラ・モディ首相に見舞いの電報を送りました。
(写真:NDTV) |
事故は2日、ヒンドゥー教の儀式に参加していた信者が相次いで転倒したことで起きました。地元メディアの報道によりますと、少なくとも121人が死亡し、その大半が女性だったとされています。
地元当局の説明によれば、宗教指導者の演説後、大勢の参加者が会場から退出しようとした際に事故が発生しました。群衆が折り重なるように倒れ、下敷きになった人々が押しつぶされました。一方で、演説を終えた宗教指導者に近づこうと人々が押し寄せたことが事故の原因との見方もあります。
州政府は調査委員会を設置し、事故の詳細な原因究明に乗り出す方針です。
なお、インド駐在ベトナム大使館の代表者は4日の時点で、この事故によるベトナム人の負傷者は確認されていないと発表しました。