ラオスの首都ビエンチャンで開催中の第２８回・第２９回ＡＳＥＡＮ首脳会議と関連各会議と合わせ、７日午後、ベトナムのグエン・スアン・フック首相はニュージーランドのジョン・キー首相と会談しました。

会談で、フック首相は、今後５年で、両国の全面的パートナーシップを展開するため、具体的な行動計画を作成する必要があると述べました。また、ベトナムは常に、ベトナムに進出しようとするニュージーランド企業に便宜を図っていると明らかにしました。そして、フック首相はニュージーランドに対し、ベトナムの農産物に市場を開拓するとともに、ベトナムの人材育成、農業、気候変動対応、資源開発などを引き続き支援するよう呼びかけました。

一方、キー首相は、ベトナムとニュージーランドは共にＴＰＰ環太平洋経済協力協定の加盟国で、通商・投資関係をさらに拡大する余地が大きいと述べ、ニュージーランドはベトナムの食品加工や乳製品産業の発展を支援する用意があると明らかにしました。