ペルーで開催中のAPECアジア太平洋経済協力首脳会議に出席するベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席はベルー企業の代表との懇親会を行いました。
懇親会の風景
懇親会で、クアン主席は、ベトナムがドイモイ刷新事業で収めた成果を紹介し、ベトナムの経済発展の他、政治的安定と社会秩序の確保を強調しました。また、ベトナムは投資環境の改善を進めており、ペルーを含む外国企業の投資を誘致する方針であると明らかにしました。クアン主席は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムは優先課題としてペルーとの友好協力関係を促進させているという主張を改めて強調したいと思います。経済・通商協力において、ペルーはベトナムにとって優先的な市場で、両国企業による連携と協力を歓迎します。これを通じて、経験を交換し、共に発展することでしょう。」
このように語ったクアン主席は、両国政府は合同委員会を設立し、両国関係、特に、経済・通商関係に関する問題を迅速に解決する方針であると明らかにしました。また、ベトナム政府は、法整備を進め、ペルーを含む外国企業の投資に有利な条件を作り出していると強調しました。