6日、北部ニンビン省で、「マングローブ林の管理と持続的発展の強化」をテーマとしたシンポジウムが行なわれました。
1994年以来、マングローブの植林が全国11の省と市で実施され、その投資総額は1100万ドルを超えました。このプロジェクトの実施により、マングローブ林およそ2万4千ヘクタールが植林され、海岸の堤防およそ100キロメートルが防護されています。その他、このプロジェクトの実施により、川の堤防を補強するため103ヘクタールの竹林と海の堤防を補強するため、400ヘクタールのモクマオウ林が植えました。
ベトナム赤十字協会のグェン・テイ・スアン・トゥ( Nguyen Thi Xuan Thu) 会長は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム赤十字協会が植林したマングローブ林の面積はベトナムにおけるマングローブ林のおよそ4%を、このプロジェクトの実施により植林された面積のおよそ25%を占めています。全国のおよそ900万人がこのプロジェクトの利益を受けています。」
気候変動による被害を最も多く受けている世界各国の一つであるベトナムにとって、沿海にある防護森林の発展は重要な意義を持っているとされています。