22日から27日にかけて、メキシコの国立繊維工業協議会の企業経営者からなる代表団はベトナムの繊維製品市場を調査する予定です。今回、同代表団は7ヶ所の紡績縫製企業と一ヶ所の工業団地を見学した上で、糸生産から製品生産までの工程を分析するとしています。
メキシコの国立繊維工業協議会はTPP=環太平洋経済連携協定が採択されてから、ベトナムの繊維製品の輸出は急増し、TPP加盟諸国の市場におけるベトナムのシェアが拡大されるであろうとの予測を出しました。
なお、現在、ベトナムはアメリカの第2位の繊維製品輸出国となっていますが、メキシコは第6位に立っています。今年上半期のアメリカ向けのベトナムの繊維製品の輸出額はおよそ43億ドルにのぼり、昨年同期と比べ、5.93%増となりました。