(写真:AFP/TTXVN)
(NHK)ロシア全土では18日、下院議会選挙の投票が行われ、比例代表と小選挙区で合わせて450の議席を争います。
このうち、比例代表では、メドベージェフ首相が党首を務める政権与党、統一ロシアや、最大野党の共産党など、前回2011年の2倍に当たる14の政党が議席を争うほか、選挙制度の変更で13年ぶりに再び導入された小選挙区には、2000人余りが立候補しています。
投票はロシア極東から西に向かって順に始まり、最も早いカムチャツカ地方などでは、日本時間の18日午前5時から投票が行われています。
ロシアで下院選挙が行われるのは、ウクライナからクリミア半島を併合してから初めてで、欧米による経済制裁や原油安で経済の低迷が続く中、プーチン政権を支える与党、統一ロシアが過半数を維持して、議会で安定した支持基盤を保つことができるかが焦点です。
投票は日本時間の午後2時から首都モスクワなどでも始まり、19日午前3時までに、すべての投票所で締め切られたあと、即日開票され、早ければ19日午前中には大勢が判明する見通しです。