今月27日と28日の両日、パリ郊外のショワジー・ル・ロフ市で「ベトナム青年学生フェスティバルINヨーロッパ」というイベントが開催されます。これは2015年、ドイツのベルリンで開催された第1回フェスティバルに続き、行なわれるものです。先頃、行われた同フェスティバルに関する記者会見で、フランス駐在ベトナム大使館のグエン・ゴック・ソン大使は、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム青年学生フェスティバルINヨーロッパは3つの目的があります。第1、フランスをはじめ、欧州諸国に留学中のベトナムの若者たちに交流の場をつくること。第2、国際友人にベトナムの国土と人々をピーアールすること。第3、欧州諸国に在留しているベトナムの青年、学生に愛国心を芽生えさせることです。」
一方、フランス駐在ベトナム学生協会・外交部副部長のグエン・ミン・ドクさんはフェスティバルの目玉はヨーロッパ・タレント・コンテスト2016、及びベトナム東部海域に関するシンポジウムであると明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム東部海域に関するシンポジウムを行ない、若者たちにベトナム東部海域の重要さや祖国の海と島の状況に関する情報を提供することが狙いです。また、海と島の領有権の確保における若者の役割と行動を強調したいと思います。」
なお、今回のフェスティバルは芸術公演や音楽交流など様々な活動が盛んであるとしています。