(VOVWORLD) -6月19日からの先週の主な文化スポーツニュースををまとめてお伝えします。
*先週、南中部沿岸地方ダナン市で、長期にわたり行なわれてきた「ダナン国際花火大会2017」が終了しました。花火大会はダナンの有名な山をテーマに「五行山の輝き」と題し、4月30日から2ヶ月間、開催されました。大会にはベトナムの他、日本やイギリス、中国など海外からも8チームが参加しました。
オーストラリアチームが披露した花火 |
*先週、ハノイ市チャンティエン通りにある国立歴史博物館で、ベトナムの漆と金箔貼りを施された工芸品の展示会が開幕しました。展示会では、漆と金箔貼り施された木製品や工芸品、その職業に関する写真、資料などが展示されています。これらの展示物は、漆塗りと金箔貼りの職業が盛んに発展した17世紀から20世紀初頭までのレー朝、グェン朝時代に創られた物です。ベトナム国立歴史博物館展示室のグェン・コク・ビン( Nguyen Quoc Binh) 室長は次のように語っています。
(テープ)
「博物館に展示されている品々はテーマ別に並べられています。例えば、ベトナムの伝統的寺院のスペース、村の集会所に置かれた神様を祀る祭壇、各家庭にある先祖を祀る祭壇、対句、のれんなどです。その他、木製の木彫り像を生産する伝統的職業村の製品を展示するスペースも設置しています」
*先週、文化スポーツ観光省は国家無形文化遺産リストの発表に関する決定を発布しました。そのリストの中には北部山岳地帯にあるカオバン省の少数民族テイ族のナンハイという伝統的な祭り、北部ハナム省のラインザン集会所の祭り、中部ハティン省のチェウチュン集会所の祭り、中部ニントァン省の少数民族チャム族のカテ祭り、ニントアン省のチャム族の陶器生産などがあります。
次はスポーツニュースです。
*先週、ハンガリーで開催された世界体操競技ユース選手権大会で、ベトナムの若手選手は金メダル4個を含む各種メダル12個を獲得しました。その中で、ヴァン・ビ・ルオン選手とダン・ゴック・スアン・ティエン選手は跳馬種目で、グエン・バン・カイン・フオン選手とグエン・フォック・ハイ選手は平行棒種目でそれぞれ金メダルを獲得したということです。
*先週、全国の多くの都市で、「第3回国際ヨガデーinベトナム」というイベントが開催されました。在ホーチミン市インド総領事館のスミタ・パンツ総領事は「このイベントは、ヨガの効果を紹介する他、インドとホーチミン市のヨガを好む人々との繋がりを表明することになる。これは、両国民の団結を示す証である」と明らかにしました。一方、ベトナム仏教協会のティック・テェン・タム和上は「ヨガの発祥地はインドですが、仏教の座禅に繋がっており、健康増進を助けるものである」と明らかにし、次のように語っています。
(テー)
「ヨガは、人間の健康、体質、精神の改善に役立っています。ですから、仏教徒だけでなく、全ての人々がヨガと座禅を体験した方が良いと思います。」
*6月17日から26日にかけて、モンゴルで、東南アジアチェスユース選手権大会が開かれ、世界の12カ国と地域の選手584人が参加しました。これまで、ベトナムは金メダル6個を含め、各種メダル合わせて16個を獲得しました。