アメリカのファイザー製ワクチン＝AFP/TTXVN

20カ国・地域（G20）の議長国イタリアとEU＝欧州連合の欧州委員会は21日、「世界保健サミット」をオンラインで開催しました。新型コロナウイルスのパンデミックが続く中、途上国を含めた公平なワクチン接種実現に向け、各国が支援を表明しました。多国間協力を促進して知見を共有し、将来のさらなる「健康危機」に備えた連携も確認しました。

国連のグテレス事務総長やWHO＝世界保健機関のテドロス事務局長、G20首脳らも参加しました。

日本の菅義偉首相はビデオメッセージで参加し「多国間主義を重視し、保健分野で国際的な取り組みをリードしていく」と決意を表明しました。（共同通信）