(VOVWORLD) -18日、南部カントー市で、外務省、カントー市人民委員会、在ベトナム日本大使館、在ホーチミン市日本総領事館、及びベトナムに駐在する日本の各組織の代表事務所、日本企業協会の連携により、「日本に出会う~ベトナムメコンデルタ」をテーマにした会議が行われました。
サン前国家主席 |
会議の冒頭で発言に立ったチュオン・タン・サン前国家主席は、「地域レベルであるこの会議は、南部メコンデルタ地域と日本との投資協力を推進することが狙いである。これは、2014年に越・日共同宣言が締結されて以来、両国関係における新たな前進となっている」と強調しました。
また、サン前主席は、「会議を通して、カントー市は、メコンデルタ地域における地位を向上させると同時に、地元の潜在力や、メリット、観光などをPRし、日本からの投資を誘致してゆく」との希望を表明しました。
会議では、交通インフラや、医療、教育養成、気候変動、文化・観光・労働分野における地方間の連携、農業分野での協力などが集中的に討議されました。
なお、この機会に、ベトナムと日本の各企業や地方による協力覚書の調印式が行われました。