国会で民族文化の核心的価値の確立を議論

(VOVWORLD) - 19日、ハノイで開催中の第15期国会第7回会議で、2025年から2035年までの文化発展国家目標プログラムへの投資方針が審議されました。
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多くの議員は、このプログラムは文化発展に関する党の方針を具体化し、効果的に推進する画期的なものであると評価しました。そして、文化を社会の精神的な礎とし、国民の内なる力と魂となるよう位置づけていると確認しました。多くの議員は、プログラムの目標、指標、任務については重点的に設定し、文化発展の突破口となる優先事項を明確にする必要があると強調しました。特に、人間の全面的発展や、先進的で民族色豊かなベトナム文化の構築といった重要かつ緊急の課題に注目すべきだと指摘しました。

南部ビンズオン省選出のグエン・クアン・フアン議員は、文化発展が経済、政治、社会発展と同等の位置づけであるべきという党の方針を改めて指摘しました。そして本プログラムでは、民族文化の核心的価値を明確に定める必要があると考えを示し、次のように述べました。

(テープ)

「本プログラムの実現可能性と効果を高めるため、民族文化の核心的価値を確立しなければなりません。2021年の全国文化会議でグエン・フー・チョン党書記長は、ベトナムが目指す文化とは、民族の独立と社会主義を核とし、マルクス・レーニン主義とホーチミン思想が社会生活を主導する、先進的で民族色豊かなものだと確認しました」

一方、読書文化の発展目標については、図書館整備以外にも、効果的な読書推進プログラムを策定し、個人や家庭に対して読書を奨励することが重要だと一部の議員は指摘しました。

この日の国会では、消防・救助・救援法案と人民防空法案についても審議が行われました。

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