(VOVWORLD) - 28日午後、ブ・ドック・ダム副首相は、中部カインホア省をはじめ、クアンガイ、ビントゥアン、ビンディン、フーイエンの5つの省とオンライン会合を行い、新型コロナ対策について協議しました。
会合でダム副首相はこれらの地方に対し、病院やバス乗り場、市場など感染危機が高い地域での新型コロナウイルスの検査を強化するよう求めました。
一方、これらの地方の指導者は地元で新型コロナ感染状況が複雑に推移していると報告するとともに保健省に対し、新型コロナの検査や感染者、濃厚接触者の追跡を加速するため、新型コロナ検査用のリアルタイムPCR装置とリアルタイムPCR専用の試薬や新型コロナワクチンを追加供給するよう要請しました。
席上、ダム副首相は「各地方では感染者(F0)、濃厚接触者(F1)に関する情報の交換が遅れている」と指摘し、次のように語りました。
(テープ)
「感染者が確認されてない地方も病院で検査を強化しなければなりません。この問題に関し、保健省は迅速抗原検査やPCR検査を厳格に指導しました。また、バス乗り場や駅、市場、飲食店など感染危機が高い地域でも検査を頻繁に行うべきです。」
また、集中隔離措置について、ダム副首相は各地方に対し、交差感染の防止対策を徹底させるとともに、集中隔離施設の拡大を検討するよう要請しました。さらに社会的距離措置の適用も厳格に実施しなければならないとしています。