22日午後、ハノイで行われた外務省の定例記者会見で、レ・ハイ・ビン報道官はベトナム東部海域(南シナ海)の最近の動きに関し、国内外の記者の取材に応えました。先頃、日本の稲田防衛大臣は、日本は南シナ海でアメリカとの合同演習を行なうことで活動を活発化させると言明したことやロシアと中国は南シナ海で合同軍事演習を行なっていることに関し、質問に応え、ビン報道官は次のように語りました。
(テープ)
「沿海国家であり、1982年国連海洋法条約の締約国でもあるベトナムはベトナム東部海域(南シナ海)でのあらゆる活動、とりわけ軍事活動は国際法、1982年国連海洋法条約に従って行なわれるべきであると強調します。また、ベトナムは各国に対し、ベトナム東部海域、及びアジア太平洋地域の平和、安定、安全保障、航行の自由の確保に積極的に貢献するよう希望します。」