外務省の定例記者会見


13日午後、ハノイで、外務省の定例記者会見が行われました。席上、レー・ハイ・ビン報道官は、中国のマスメディアが同国はベトナムとの国境付近で3箇所の原子力発電所を稼動させていると伝えることに関し、「各国が原子力発電所を建設・運営することはIAEA=国際原子力機関の規定を遵守し、他の国の環境に影響を及ぼさないように配慮する必要がある」としました。


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その上で、「ベトナムは中国に対し、これらの発電所に関する情報交換体制を設立するよう提案した」と明らかにしました。

また、「ロシア政府はベトナム中部沿海にあるカムラン港に戻ることを検討している」というロシアメディアが伝えている情報に関し、ビン報道官は、「ベトナムは全方位外交政策を実施しており、他の国と連携して第3国に反対することをせず、外国がベトナム領内に軍事拠点を置くことを許さない」と再確認しました。

さらに、インドとパキスタンの国境問題に関し、「ベトナムはこの両国が未解決問題を平和的措置で処理し、両国国民の権利の保護と地域・世界の平和、安定、発展煮に寄与することを望んでいる」と語りました。

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