外国のマスメディア プーチン大統領のベトナム訪問を大きく報道
(VOVWORLD) -このほど、外国のマスメディアは、プーチン大統領によるベトナム国賓訪問について大きく報道しています。
(写真:TTXVN) |
ロシアの国営通信社「タス通信」は一斉に、ベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長の招きに応じて、6月19日と20日の両日、行なわれていたプーチン大統領のベトナム国賓訪問に関する記事を掲載し、その中で、両国の二国間協力関係について強調しました。
ロシアのウェブサイト「Vesti.ru」は、記事を掲載し、その中で、「プーチン大統領によるベトナム国賓訪問は、重要な意義を持っており、全ての分野における両国間の包括的な戦略的パートナーシップを深化させるとともに、新たな状況における二国関係を格上げする」と伝えました。
ロシアのウェブサイト「Fontanka.ru」および、ロシアの国有通信社「RIAノーボスチ」も記事を掲載し、「プーチン大統領がベトナムに温かく誠意ある歓迎を受けたことに心から感謝の意を表した」と報じました。
日本の共同通信は、プーチン大統領によるベトナム国賓訪問の大きな意義について報じており、その中で「プーチン大統領がベトナムを訪れるのは2017年11月以来、約7年ぶりである。ロシアは、伝統的友好国ベトナムと経済や防衛分野で関係強化を図る」と伝えました。
また、日経の英文メディア「日経アジア」は、この出来事に関する記事を掲載し、その中で「両国の首脳は大学教育分野におけるベトナム政府とロシア政府の協力協定、2024年~2025年までのベトナム法務省とロシア法務省との協力プログラム、科学技術省とロスアトム原子力グループが実施するベトナム領土における原子力科学技術センター建設プロジェクトの実施のロードマップに関する覚書など両国間の多くの協力文書の引き渡しに立ち会った」と強調しました。
イギリスの有力経済紙FT=フィナンシャル・タイムズも記事を掲載し、ベトナムが『竹のような外交』という外交路線における多くの良い成果を収めていることを高く評価しました。