3日午前、ホーチミン市で、ベトナム外務省とイギリスのエコノミスト誌の共催による対外経済会議2016が開幕しました。
(写真:TTXVN)
会議には、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相、各省庁、地方の指導者、及び国内外の金融組織の代表、専門家、エコノミストらが参加しました。会議で発言に立ったミン副首相兼外相は「現在、ベトナム農業はおよそ7割の労働者を雇っている。今後、ベトナムは、ハイテクアグリカルチャを開発することで、その労働者の割合を4割に低下する計画である。経済構造転換を行う為に、ベトナムは労働転換、国営企業株式化の推進、銀行構造再構築を実現する。中でも、突破口となる方策の一つは質の高い人材の育成である」と明らかにしました。
ミン副首相兼外相は次のように語りました。
(テープ)
「質の高い人材開発は、職業訓練の質的向上を集中的に行うことです。同時に、職業の拡大と労働力の自動化などを進めます。また、教育分野は、全面的かつ徹底的に刷新されることになります。」
なお、会議で、参加者らは、世界経済におけるベトナム経済成長の促進問題について集中的に討議しました。