先ず、文化ニュースです。

＊　  ハノイで、文化スポーツ観光省はベトナムのAPEC年2017を宣伝するポスター・デザイン・コンテストを発動しました。応募作品は「新しい原動力を作り、共通の未来を培う」というベトナムのAPEC年2017のテーマを示すと共に、ベトナムの魅力的な投資環境、投資に関するベトナムの優遇政策、ベトナムの国土と人々をピーアールする必要があります。これに参加するリュ・イエン・テ画家は次のように語りました。

（テープ）

「APEC年２０１７というテーマは難しいものです。いいポスターを創作するため、創意工夫を凝らさなければなりません。でも、このコンテストは画家がベトナムの主催によるAPEC年に関する宣伝活動に寄与するため才能を見せる良い機会となります。」

＊ 今週、ハノイで、ベトナム音楽家協会は2016年の音楽賞授賞式を行ないました。今回は、9種類の作品が受賞し、その中で、「紅葉」というドー・ホン・クァン作曲家によるオペラはオペラと合唱分野でA賞を獲得しました。この作品はベトナム戦争における8人の青年突撃隊員に関する感動的な物語を再現するものです。そのほか、「歌曲」という種目で、「愛のシーズンに奥さんを奪う」というマイン・クォン作曲家の歌と「西部の日差し」というクァン・タイン・ザン作曲家の歌曲もA賞を獲得しました。

＊ 今週、ハノイとホーチミン両市で、文化スポーツ観光省の主催により、「祖国のメロディーの響き」という特別な芸術公演が行なわれました。これは「我が国の誇り」や、「心の中にある祖国の姿」、「祖国の四季の花」という４つの部分に分けられ、多くの著名な芸術家が参加しました。

＊ 8日夜、ホーチミン市で同市歌舞劇団は新年を祝うコンサートを行ないました。このコンサートでは世界の有名なオペラが披露され、レ・フィ・フィ指揮者をはじめとする国内外の有名な芸術家が参加しました。


次に、スポーツニュースでお伝えします。

＊ 今週、ハノイで、スポーツ体操総局のチャン・ドック・ファン副総局長は在ベトナム日本大使館の梅田大使と会見し、今後におけるスポーツ分野での両国の協力計画について話し合いました。席上、ファン副総局長は梅田大使に対し、柔道、空手、陸上競技、水泳などの分野でベトナムへの日本の支援を呼びかける役割を果たすよう希望を表明しました。一方、梅田大使は「両国は協力合意書を締結する必要がある」との見解を示しました。

＊ 4日、ホーチミン市で、同市党委員会機関紙「サイ・ゴン・ザイ・フォン」の主催により、男子サッカーの「ゴールドボール賞」の授賞式が行なわれました。サッカー選手ファム・タイン・ルォンは受賞しました。ルォン選手は次のように語りました。

（テープ）

「この賞を得て、嬉しくて幸せです。サッカークラブ『ハノイ・TアンドT』は優勝しましたので、私はクラブの一員としてこの賞を獲得しました。」

一方、ホーチミン市の女子サッカークラブのフィン・ヌープレーヤーは、「ゴールドボール賞」に輝きました。

＊ ISSF＝国際射撃連盟が発表した最新の世界ランキングによりますと、ベトナムのホァン・スァン・ビン選手は男子10メートルエアピストル部門で一位に、そして、男子５０ピストル部門で、2016年のオリンピック優勝者である韓国人の選手ジン・ヨン・ゴに次いで、2位に立っています。