グエン・スアン・フック首相（写真： VGP）

8日午後、ハノイで、新型コロナウイルス感染症予防対策に関する政府常務会合で発言にたったグエン・スアン・フック首相は、「新型コロナウイルスの市中感染が続いていることから、疫病の状況は悪化し、深刻になる所もある。そこで、新型コロナウイルス感染症が発生しているホーチミン市、ハノイ市、ハイフォン市、及び、大都市などの人民委員会の長は、市中感染を効果的に抑制するための強い措置、とりわけ政府の指示15号と16号に従って、社会的距離措置を適用することができる。」と強調しました。

新型コロナウイルスのワクチンについて、フック首相は次のように指導しました。

(テープ)

「保健省は、イギリスの製薬大手アストラゼネカが開発した新型コロナウイルスのワクチンの購入を提案しました。私はこの提案に同意します。これは、ベトナムの条件に応え、2021年の第1四半期に人々へこのワクチンを接種することができるからです。」

フック首相はさらに、「新型コロナウイルスの感染状況は深刻になっているが、適宜で断固たる態度をとるなら、我々は疫病の制圧を成功させられるはずだ」と強調しました。