写真:Nguyễn Phương/HNM
2日午後、ハノイで、ハノイ市人民委員会のグェン・ドク・チュン委員長はベトナムを訪問中の越日特別大使を務める杉良太郎氏と会合を行いました。
席上、双方は、災害防止と消防作業について意見交換をしました。杉氏は「日本はベトナムに対し、消防と災害防止の訓練を支援する用意がある。日本は、ASEAN=東南アジア諸国連合加盟10ヶ国を対象に防災訓練コースを開く計画である」と明らかにしました。また、杉大使は「日本は、首都ハノイの安全でかつ健全な生活環境作りに寄与するため、大気汚染や水質汚濁などの環境汚染対策分野に関する先進的技術を支援したい意向にある」と語りました。
一方、チュン委員長は「首都ハノイを始めとするベトナムは、気候変動対策と災害防止作業に関心を持っており、この分野について日本からの経験、及び消防と気候変動対策の手段や設備を受けたい意向にある」と明らかにしました。