日越、多分野で協力を強化

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6日午前、ハノイで、ファム・ビン・ミン副首相兼外相とベトナムを訪問中の日本の岸田・文雄外相は共同で、日越協力合同委員会第8回会合を主催しました。

席上、双方は各レベルの訪問団の交換や対話の促進を通じて政治的信頼を強化すること、経済、貿易、投資、教育、医療分野などで協力を促進することで一致しました。また、日本はベトナム中部と南部で発生している干ばつと塩害への長期的な対応策の作成で支援すると表明しました。一方、ミン副首相兼外相は日本側に対し、日本に渡航するベトナム人へのビザ発給に有利な条件を作り出すよう要請しました。

会合後の記者会見で、ミン副首相兼外相は第12回党大会で打ち出された外交政策は日本を長期的で第一のパートナーとして見做し続けると明らかにするとともに、2015会計年度に日本はベトナムに25億ドルのODAを供与したことに感謝した他、今後も、対ベトナムODA供与額を高いレベルで維持するよう希望を表明しました。一方、岸田外相はベトナムのインフラ整備や競争力の向上、人材育成、気候変動への対応などに対するODA供与を通じて、ベトナムの経済社会発展を引き続き支援していくと確約しました。

これを機に、両者はホーチミン市の浄水供給プロジェクト第2期や人材開発への奨学金支給プロジェクトなど、複数のODA供与プロジェクトの調印式に立ち会いました。

 

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