“朝鮮民主主義人民共和国の核問題”中韓の首席代表が協議
(NHK)朝鮮民主主義人民共和国の核問題を話し合う6か国協議の韓国と中国の首席代表が10日、ソウルで協議を行い、先週の米中首脳会談の内容などが韓国側に伝えられました。
(写真:38 North/TTXVN)
中国の武大偉首席代表と韓国の金ホン均首席代表は10日午後、ソウルの外務省で協議を行いました。韓国外務省によりますと、武首席代表は先週、アメリカで行われた米中首脳会談について、アメリカと中国の両首脳が朝鮮民主主義人民共和国の非核化に向け努力を強化していくことで合意したと、韓国側に伝えました。
また、協議で中国と韓国は、朝鮮民主主義人民共和国が核実験のような挑発を行った場合、国連安保理決議に従って追加的な措置が必要との認識で一致したといいます。
一方、アメリカ・トランプ政権が朝鮮民主主義人民共和国に対し、武力行使も含め「全ての選択肢がある」としていることについて、中国側は立場を示さなかったといいます。