海上のホーチミンルート開設55周年にあたり、交流会
10月23日はベトナム戦争中に海上輸送で北部から南ベトナムに物資を運ぶため作られた「海上のホーチミンルート」開通55周年記念日です。この機会にあたり、22日夜、北部港湾都市ハイフオンで、海軍部隊は記念交流会を行いました。交流会で、ベトナム祖国戦線中央委員会幹部会のグエン・ティエン・ニャン議長は次のように語りました。
(テープ)
「海軍部隊の旅団125号はベトナム海軍の歴史に輝かしい1ページを残しています。この補給路はベトナム共産党の広い視野を示し、軍と人民との協力により開かれたものです。このルートで複数の兵士が犠牲となりました。我々ベトナム人の各世代はいつまでも彼らのことを忘れられません。」
1961年10月23日、国防省は現在の海軍部隊の旅団125号の前身である海上輸送部隊759号を設立しました。この部隊は北部から南部の解放を目指す南ベトナム解放民族戦線への陸上兵站補給路の開設にあたりました。1961年から15年間に、同部隊は延べ1900隻の船舶、15万トンあまりの武器・技術装備、医薬品、また、およそ8万人の兵士、幹部を南部戦場へ輸送していました。