(写真:EPA/TTXVN)
(共同)年末に2期10年の任期満了を迎える国連の潘基文事務総長は30日、ニューヨークの国連本部でお別れのあいさつをし、多くの職員や各国の国連大使らに見送られながら国連を後にしました。
潘氏は「持続可能な開発目標(SDGs)」の採択や、新たな地球温暖化対策の枠組み「パリ協定」の早期発効に向けた取り組みで一定の功績を挙げましたが、シリア内戦やウクライナ情勢では打開に向け主導権を発揮できず、評価が分かれる10年でした。
事務総長報道官室によりますと、潘氏は来年1月中旬まで休暇を取った後、出身国の韓国に帰国する予定です。韓国次期大統領選の有力候補と目されています。