(VOVWORLD) - ベトナムの伝統的な旧正月テトを前に、在福岡ベトナム総領事館、NPO法人在福岡ベトナム人協会は1月15日と16日の両日、福岡県筑後市にある九州芸文館で、「ベトナムのテトin福岡2022」というイベントを行いました。
福岡県の後援を受けたこのイベントでは、各種パフォーマンス、文化体験活動が実施されたほか、ベトナム料理などが販売されました。組織委員会によりますと、今年のイベントには約1万7千人が来場しました。
他方、1月15日から21日まで、同じく九州芸文館で、福岡県は在福岡ベトナム総領事館などと協力し、「ベトナム・福岡歴史文化交流展」を開催しています。このイベントでは、日本とベトナムに共通する歴史「元寇」をテーマに、水中考古学からひも解く両国の専門家によるトークイベント、ベトナムと福岡の交流の歩みを紹介するパネル展示、ベトナム映画の上映、ベトナムの文化体験などが実施されます。
なお、福岡県は、2008年にハノイ市と友好提携を締結して以来、ハノイ市をはじめ、ベトナムと幅広い分野で交流を進めています。現在、福岡県には約1万9,000人のベトナム人が在住しています。