閉会式=AFP/TTXVN
18日、ベネズエラのマルガリータ島で開かれていた第17回非同盟運動首脳会議がは国連改革などを求める共同宣言を採択して閉幕しました。反米左翼マドゥロ大統領は、会議は「成功」と主張しましたが、首脳級の出席者は少なく、野党側は政権の「国際的孤立」を露呈したとしています。
次回の首脳会議は2019年にアゼルバイジャンで開催されます。
共同宣言では、国連や国際金融機関での途上国の発言権拡大を求め、国連安全保障理事会をより民主的で効率的、透明性のある組織にすべきだとして改革を要求しました。
また、国家主権の尊重や不介入の原則を強調。「合憲的な政府を倒すための違法な政治活動を拒絶する」として、ベネズエラの野党がマドゥロ氏の罷免の是非を問う国民投票実施を求めていることを事実上批判する内容も盛り込まれました。(共同)