米、イスラエルに迎撃システムTHAAD配備 米兵約100人を派遣

(VOVWORLD) - THAADは弾道ミサイルの迎撃を目的としたシステムであり、イランがイスラエルに対する報復攻撃を行った場合、イスラエルの防衛強化に寄与することが期待されています。
米、イスラエルに迎撃システムTHAAD配備 米兵約100人を派遣 - ảnh 1高高度迎撃ミサイルシステム「THAAD(サード)(写真:AFP/TTXVN)

アメリカ国防総省は13日、イスラエルに高高度迎撃ミサイルシステム「THAAD(サード)」を配備し、アメリカ軍がその運用を担当すると発表しました。これはイランによる前例のない攻撃を受け、イスラエルの防空能力を強化するための措置とされています。

今回のTHAAD配備は、2019年に演習目的で行われたものに続くもので、イスラエルとイランの緊張が高まる中、アメリカ兵の派遣が注目を集めています。アメリカ国防当局者によれば、THAADの運用のために約100人のアメリカ兵がイスラエルに派遣される予定で、ミサイル迎撃システムの運用要員としては通常の規模とされています。

THAADは弾道ミサイルの迎撃を目的としたシステムであり、イランがイスラエルに対する報復攻撃を行った場合、イスラエルの防衛強化に寄与することが期待されています。

イランによる10月1日のイスラエルへの攻撃を受けて、アメリカとイスラエルは協力して対応策を検討していました。なお、アメリカ軍は昨年10月7日以来、中東地域での軍事的プレゼンスを大幅に強化しています。(CNN.co.jp)

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