（写真： airforcemag.com）

国防総省によりますと、売却が承認されたのは約１９０億ドルのＦ１５戦闘機と装備品のほか、約７億７４００万ドルの戦車弾と５億８３００万ドルの軍用車両などです。

戦車弾などはほぼ即座に引き渡しが可能ですが、ボーイングが製造するＦ１５戦闘機の納入には数年かかるとみられます。

国防総省は「米国はイスラエルの安全保障にコミットしており、強力で即応態勢の整った自衛能力を開発・維持するイスラエルを支援することは米国の国益にとって不可欠である」としました。

イスラエルのガラント国防相はＸへの投稿で、イスラエルの軍事的優位性維持への支援や安全保障へのコミットに対して米国に謝意を示しました。

米政府高官によりますと、米国は昨年１０月のガザ戦争開始以降、１万発以上の破壊力の高い爆弾と数千発のヘルファイアミサイルをイスラエルに供給しました。（ロイター）