米、ワクチン海外提供の詳細公表へ 2週間以内に

(VOVWORLD) - アメリカのブリンケン国務長官は1日、アメリカが海外への供給を表明した8000万回分の新型コロナウイルスワクチンについて、分配方法などを今後2週間以内に公表する方針を明らかにしました。

就任後初の中南米訪問で、コスタリカのアルバラド大統領と共同記者会見を開きました。ワクチンの公平な分配を重視し、政治的な見返りは求めないとも強調しました。

バイデン大統領はこれまでに、イギリスのアストラゼネカのワクチン6000万回分に加えます、アメリカのファイザー/ドイツのビオンテック、アメリカのモデルナ、アメリカのジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のワクチン少なくとも2000万回分を海外に提供する意向を示しています。

ブリンケン氏は「今後2週間中にこれらのワクチンを分配する手続き(訂正)を公表する」と述べ、条件などの詳細などを示すとしました。

アメリカ国内でワクチン接種が進み、感染状況の見通しが改善する中、他国への支援表明は中国やロシアのワクチン外交に対抗する上でバイデン政権の取り組みの柱となります。(ロイター)

ご感想

他の情報