(news24.jp)アメリカのトランプ政権は3兆7000億円相当の中国製品に25%の追加関税を発動しました。
(写真:NYT) |
トランプ政権は、中国が知的財産権を侵害しているとして日本時間の午後1時1分に中国製品に対して25%の追加関税を発動しました。対象は産業用ロボットなど818品目、3兆7000億円余りにのぼります。一方、中国は、「国家の核心的利益と人民の利益のために必要な反撃をせざるをえない」とするコメントを発表しました。
中国は、アメリカが制裁措置を発動すればアメリカの大豆を含む農産品や自動車などに追加関税を課し、同規模の措置で対抗すると警告しています。これに対し、トランプ大統領は5日、最終的には55兆円相当の中国製品が追加関税の対象となる可能性があると警告しています。
世界1位と2位の経済大国による「貿易戦争」が現実のものとなったことで、世界全体に影響が広がる恐れもあります。