(写真:TTXVN)
11月1日午前の国会では財政、公的債務、2016年~2020年期の公共投資計画について討議が行なわれました。また、ディン・ティエン・ズン財務大臣は2011年~2015年期、公的債務が急増した。2001年、公的債務はGDP=国内総生産と比べ、36・5%、2010年には50%、2015年は62・2%にのぼったと明らかにしました。その理由としてズン大臣は次のように語りました。
(テープ)
「第1は、経済成長が目標値に達しなかったこと。第2は、国家予算に納める税金が年平均22.2%に抑制されたこと。第3は、経済再構築、とりわけ公共投資、貿易銀行、国営企業、農業の再構築は要求に応えられなかったことです。一方で、この5年間、ベトナムは生産経営活動の困難を解決するため、国家予算の歳入を減らすことにしました。また、社会安全保障、貧困解消、最低賃金の引き上げに対する支出を確保しています。」
このように語ったズン大臣は公的債務の軽減を目指す解決策を提案し、次のように語りました。
(テープ)
「第1、公的債務、予算の管理に関する政策、法律を整備し続けること。財政省は政府に公的債務管理状況を報告し、国会に改正案を提出します。第2、公的債務を漸次再構築し、対外債務を軽減すると同時に、公的債務の返済期間と利子を再構築するということです。」