(写真:quandoinhandan.com.vn)
12月22日のベトナム人民軍創立72周年、及び、国民あげての国防の日27周年を記念して、ベトナムの有力紙はそろって、この日に関する記事やニュースを伝えています。
ベトナム人民軍機関紙「クアン・ドイ・ニャン・ザン」は「人民軍と強固な国防作りに向け、力を入れる」をテーマとした社説を掲載し、その中で「ベトナム人民軍はこれまで多くの勝利を収めてきた。現在、ベトナムは革命、正規、精鋭、段階的に近代的な人民軍を建設し、国民あげての国防づくりという目標を掲げている。この目標を実現するため、近年、全党、全軍、全国民は軍隊と国防の力を強化するため、絶え間なく取り組んでおり、あらゆる状況に祖国を防衛するという任務を立派に果たすことができる」と明らかにしました。
12月22日のベトナム人民軍創立70周年を記念するにあたり、グェン・スアン・フック首相は北部港湾都市ハイフォンのバンドン県に駐屯している陸軍旅団の幹部や兵士を訪れました。この旅団はバンドン県とコト島の警備にあたるものです。この席で、フック首相は祖国の防衛事業の重要性を強調し、次のように語りました。
(テープ)
「皆さんは共産党と政府に委託された任務を立派に果たさなければなりません。海岸線3200キロメートルに及ぶわが国の海と島は国の発展事業に戦略的な意義を持っています。今後、国の防衛事業における海と島の防衛の意義は日増しに高まることでしょう」