中部ダナン市にある新しい飲食空間
既にお伝えしましたように、今年は、4月30日の南部完全解放・祖国統一記念日と5月1日のメーデーに当たり、4連休となっていますが、この数日、国内各地で、様々な文化・観光活動が活発に行われています。
4月29日と30日の両日、北部山岳地帯にある避暑地サパでは、「サパ夏観光祭り2017」が行われました。その目玉は、モン族の人々の生活と農作を体験するツアーです。
29日夜、北部クアンニン省モンカイ町で、「ハロー夏2017」という夏観光週間の開幕式が行われました。その祭、大規模な音楽会が催されました。
一方、4月29日から5月2日にかけて、ハノイ郊外のドンモー地方にある「ベトナムの各民族の文化・観光村」では、各少数民族の文化を披露するイベントが行われました。「モクチャウ高原へ」をテーマにしたこのイベントでは、50の展示ブースが設けられ、各少数民族の人々の伝統的製品、手工芸品を紹介するほか、定期市や、民間遊戯などを再現します。
参加者の1人であるグエン・ティ・フゥオンさんは次のような感想を述べています。
(テープ)
「このイベントに参加して、嬉しいです。ソンラ省の各民族の文化や、定期市、民芸品などを紹介しています。特に、私たちの食べ物は観光客から好評を得ていますよ。」
ホーチミン主席記念地区を訪れる人々
他方、中部ゲアン省ナムダン県キムリェン村にあるホーチミン主席記念地区は国内外の観光客多数を引き付けています。ラオスからの観光客ソムキアト・キンサダさんは次のように話しています。
(テープ)
「ホーチミン主席について良く聞いたり、読んだりしてきましたが、ここに来て、その偉大さを実感できるようになりました。ホーチミン主席は私たちの手本となっていますね。」
30日午前、中部の古都フエで、国際軽気球大会2017が行われ、オランダや、ベルギー、オーストラリア、タイ、フランス、マレーシア、韓国、スイス、日本、ベトナムのチームが参加しました。また、フエ市内で、「伝統職業フェスティバル2017」も開幕しました。
同日、中部高原地帯テイグエン地方ザライ省でも戦争時代の定期市を再現するイベントが行われ、観光客多数を誘致しました。