10月30日、ハノイで、ベトナム農民協会と国家銀行との共催により、シンポジウム「銀行からの融資は農業部門の構造再構築を促進する」が行なわれました。

このシンポジウムは付加価値の向上と持続可能な成長という方向に従って、農業部門の構造を再構築するため、農業分野に対する金融政策を完備させるためのものです。シンポジウムの代表は「この30年間、農業分野が達成した成果には銀行からの融資は重要な意義を持っている」という見解で一致しました。

また、シンポジウムでは今後、農業分野に対する融資活動に有利な条件を作り出すため、各銀行は農業、農村を優先的対象とする必要があるとの意見が相次ぎました。今年9月末現在、農業分野で実施されてきた融資額は92兆5万ドンで、2015年と比べて9.6%増となりました。また、統計によりますと、2010年から2015年まで、農業分野における信用の成長率は17.4%に達し、一般的な信用成長率を上回りました。