韓国首相、大統領府高官の辞任認めず 職務継続を指示
(写真:AP)
(共同)韓国の黄教安首相は14日、大統領府の韓光玉大統領秘書室長ら大統領府高官らが13日に提出した辞表を受け入れず、職務を継続するよう指示しました。韓国政府が明らかにしました。
黄氏は「現在の安保と経済などの厳しい状況を考慮し、一時の国政空白も起こさないためだ」と表明しました。
憲法裁判所が10日に朴槿恵前大統領の罷免決定を出したことを受け、韓氏のほか、金寛鎮国家安保室長や9人の大統領首席秘書官らが辞意を表明していました。
韓国では5月9日の大統領選実施が有力視され、一部メディアは韓国政府がこの日の投開票を内定したと報道。近く発表されるとみられます。