韓国 弾劾議案可決後初の集会「拘束すべき」厳しい声も


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(写真:ロイター)


 (NHK)韓国の国会では9日、パク・クネ大統領の長年の知人チェ・スンシル(崔順実)被告や側近らが起訴された一連の事件をめぐり、大統領の弾劾を求める議案が可決され、パク大統領の職務は停止されました。

ソウルの中心部では、大統領の退陣を求めるとして先週まで6回連続で開かれてきた大規模な集会が10日も開かれ、警察の発表でおよそ12万人が集まり、参加した人たちからは「弾劾議案の採決で国民の声が反映されてよかったと思う」などと、弾劾議案の可決を喜ぶ声が相次ぎました。

その一方で、大統領府から100メートル離れた場所では「大統領を拘束すべきだ」などと書かれたプラカードを掲げて抗議を続ける人もいて、地方から参加したという30代の女性は「大統領は職務停止になってもまだ大統領府の中にいる。出てくるまで抗議活動を続けるべきだ」と話していました。

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