18日、ハノイで、2016年の対外情報活動を総括する会議が行われました。各部門、機関、政治・社会団体、地方の代表者合わせて600人が参加しました。会議で、中央宣伝教育委員会のボ・バン・プオン( Vo Van Phuong) 副委員長は次のように語りました。

（テープ）

「政治、外交などの分野における2国間と多国間との関係、報道機関の活動を通じて、我々はベトナムの立場を明確にしました。これは『主権の確保と領土保全のため、断固として戦うと共に、ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海問題に対する長期的、かつ、根本的な解決策を模索するため対話とアセアン内の団結維持に取り組む』ということです。海と島に関する宣伝方法が日増しに多様化され、注目を集めている問題に関する情報が迅速に宣伝されます」

2017年の任務に関して、会議の代表は「対外情報活動は海と島、国境標識の設置、国際法を基礎に、平和的措置でベトナム東部海域問題を解決するというベトナムの立場を集中的に宣伝する」と明らかにしました。ベトナム外務省のハ・キム・ゴック( Ha Kim Ngoc) 次官は次のように語りました。

（テープ）

「2017年、ベトナムで非常に重要な出来事が行なわれます。これはAPEC首脳会議に関連する一連のイベントが全国の多くの地方で開かれ、APEC加盟諸国の多くの国家元首が出席する他、世界各国から千人ものジャーナリストがベトナム入りします。これは対外情報活動、ベトナムのイメージのピーアールに良いチャンスとなります」