(VOVWORLD) - 29日午前、ハノイで統計総局が公表したデータによりますと、今年第2四半期のGDP=国内総生産伸び率は、前向きな兆しを見せ、昨年同期比、6.93%を超える見通しです。
また、統計総局は、ベトナムの年初6ヶ月間の経済には多くの明るい兆しが出ており、今年通年のGDP伸び率が6.5%に達するという目標を達成するための基礎を整えていると確認しました。その中で、輸出は重要な結果を遂げ、年初6ヶ月間の輸出額は1900億ドルを超え、昨年同期と比べ、14.5%増となっています。その一方で、6月20日現在、ベトナムへのFDI=外国直接投資の登録額は150億ドルを超え、昨年同期比、約13%増となっています。
今年後半の経済成長の推進方策について、統計総局のグエン・ティ・フォン総局長は次のように語っています。
(テープ)
「需要と供給の結びつけ、国内需要の刺激、国外需要の維持などに注力する必要があります。これらは経済成長の促進に役立っているからです。我々は、金融政策と財政政策を調和させた上で、マクロ経済の安定化を確保し、公共投資などのあらゆるリソースの効率化に取り組んでいます。同時に、民間資本と外国資本を活用する必要があります」