580人あまりの代表、APECの第1回SOMに出席
(写真:TTXVN)
20日、中部カインホア省ニャチャン市で、APECの第1回SOM=高級実務者会合の枠内で、580人あまりの代表はHRDWG=人材養成作業部会やACTWG=APEC腐敗防止・透明性作業部会、BMG=ビジネス関係者の移動に関する専門家会合、LSIF=生命科学革新フォーラム、EGILAT=違法伐採と関連貿易に関する専門家グループ、SCSC=基準・適合性小委員会、CPLG=競争政策・競争法グループ、及びSCCP=税関手続小委員会の会合や諸活動に参加しました。
腐敗防止・透明性作業部会やビジネス関係者の移動に関する専門家会合で、出席者らは2017年の行動計画や優先課題を採択するなど、優先課題の具体化で協力し、投資貿易自由化に関するフォーラムの共通の目標の実施、地域の成長の促進に貢献することで一致しました。一方、基準・適合性小委員会や人材養成作業部会は正式会合を行い、貿易円滑化や政策の調和、技術的インフラ整備、食品安全衛生、教育分野での基準・適合性などに関する報告がありました。
こうした中、人材養成作業部会は「人材育成での協力は投資、貿易の促進、経済発展、社会的結合、加盟諸国の繁栄に貢献する」と強調しました。また、来る5月、ハノイで、「デジタル世代における人材育成に関する政策対話」の準備を進めることで一致しました。他方、税関手続小委員会や競争政策・競争法グループの会合ではアジア太平洋諸国の国民と企業に利益をもたらすような各分野での協力の強化や刷新・創造への環境づくり、企業経営者の加盟諸国間の往来への条件作りなどについて討議が行なわれました。