ASEANの団結強化は客観的要請、戦略的選択、最優先事項

(VOVWORLD) - チン首相は、ASEAN諸国の議会と政府が協力して、デジタル経済、シェアリングエコノミー、循環経済などの新興産業を推進するための新たな成長原動力を促進すべきだと提案しました。

10日午前、ラオスの首都ビエンチャンで開催中の第44回と第45回ASEAN=東南アジア諸国連合首脳会議および関連会議の枠内で、ファム・ミン・チン首相はASEAN諸国およびパートナー国の首脳とともに、第27回ASEAN・中国首脳会議、第25回ASEAN・韓国首脳会議、第27回ASEAN・日本首脳会議に参加しました。

それに先立ち、9日午後、チン首相はAIPA=ASEAN議員会議、ASEAN-BAC=ASEANビジネス諮問委員会、およびASEAN青年代表との対話セッションに参加しました。

ASEANの団結強化は客観的要請、戦略的選択、最優先事項 - ảnh 1ASEAN青年代表との対話

AIPAとの対話において、チン首相は今年のAIPAのテーマを歓迎し、ASEAN諸国の議会と政府が協力して、デジタル経済、シェアリングエコノミー、循環経済、知識経済、人工知能、クラウドコンピューティング、モノのインターネットなどの新興産業を推進するための新たな成長原動力を促進すべきだと提案しました。また、AIPA加盟議会が団結し、体制整備を進め、発展の自立性、連結性、包摂性を確保するために互いに協力するよう求めました。

ASEAN-BACとの対話において、チン首相は地域経済の成果を評価し、ビジネス界の貢献を高く評価しました。さらに、2025年のASEAN-BAC議長国であるマレーシアが掲げた「デジタル貿易連結」のテーマを歓迎し、ASEAN-BACが気候変動、環境問題、高齢化、資源枯渇といった地域の重要課題に対応し、デジタル経済およびグリーン経済の発展を推進する役割を強化するよう要請しました。

ASEAN青年代表との対話において、チン首相は、デジタルトランスフォーメーションやグリーン転換といった世界的な新しいトレンドに適応すること、地域の社会問題に対する解決策を模索すること、そしてASEAN共同体の未来を見据えた画期的なアイデアを提案するという3つの先駆的な取り組みを提案しました。

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