J&J:ベトナムへ新型コロナワクチンの製造技術の移転を検討
(VOVWORLD) -4日、ハノイで、保健省のグエン・タイン・ロン大臣はオンライン形式で、J&J=アメリカ医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソンの代表と会合を行いました。
会合の様子 |
会合で、ベトナムにおける新型コロナウイルス・ワクチンの輸入、提供とワクチン製造技術の移転について意見交換を行いました。
会合で、ジョンソン・エンド・ジョンソンの代表はベトナムでの新型コロナウイルス感染症の予防対策を高く評価した上で、新型コロナウイルスワクチンの提供に関して、「ジョンソン・エンド・ジョンソンがすでにコロナウイルスのワクチンを共同調達し、途上国にも公平に分配する国際的な枠組み「コバックス・ファシリティー」に参加しており、年末まで、新型コロナウイルスワクチン2億回分を提供することを公約した」と明らかにしました。
また、「ベトナム保健省との会合後、コバックス・ファシリティーを通じて、ベトナムへのワクチンの提供をできる限り早く行えるようにあらゆる手を尽くす」と明らかにすると共に、「ジョンソン・エンド・ジョンソンが開発した新型コロナウイルスワクチンの製造販売承認をベトナムの関係機関に申請した」と発表しました。
そして、「ジョンソン・エンド・ジョンソンはベトナムへ新型コロナウイルス・ワクチンの製造技術移転を検討する」と明らかにしました。