SPの通商産業相、「経済統合はAPEC加盟諸国の優先課題」
13日、シンガポールで、PECC=太平洋経済協力会議2017が行われました。席上、シンガポールのリム・フンキャン通商産業相は、「自由貿易という目標達成のための道のりはまだ遠いが、APEC加盟諸国は、経済統合を優先課題として進めていく必要がある」との見解を示しました。
ベトナムのブイ・タイン・ソン外務次官
(写真:Phương Hoa/TTXVN))
また、「貿易促進と貿易自由化のために、FTAAP=アジア太平洋自由貿易圏の展開はAPECの議事日程の主要議題であり続ける必要がある」と強調しました。
一方、ベトナムのブイ・タイン・ソン外務次官は、「APEC2017の主催国として、ベトナムは加盟諸国と共に、APECの主要議題を討議し、一致をみている」と明らかにしました。
また、「APEC2017が成功するかどうか、及び、APECが加盟諸国に利益をもたらすかどうかは加盟諸国の貢献によるものである。ベトナムは、改革路線と国際社会への参入を堅持することを通じて、けん引役を果たしていく」と語りました。