ヒエウ・リエムさん
1945年生まれの農民ド・ヒエウ・リエムさんは、農園づくりで発展を遂げた成果により、南部テェンザン省における生産競争運動のお手本となっています。
リエムさんの話によりますと、かつて、生活面で様々な困難がありました。両親から受け継いだ小さな農園しか所有していませんでした。土地が少なかったため、家禽と家畜を細々と飼育してきました。その後、池を掘って、様々な魚を養殖したり、ナツメ、竜眼、ザボンなど果物も栽培しました。そして、さらに土地を購入して、農園の拡大をはかりました。真面目に働きながら、先進的科学技術を導入したお陰で、リエムさんの果樹園、養殖は高い効率を遂げられるようになりました。リエムさんは、テェンザン省における唯一の農民として、全国の優れた経営生産競争運動を総括する会議の出席に選ばれました。リエムさんの話です。
(テープ)
「私は、農園、魚の養殖、畜産というモデルで経済発展を進めてきました。重要なのは、手入れ、栽培と養殖の技術を把握することです。例えば、魚に餌をやっても食いついてこなければ、その魚は病気になっているはずだ。魚の治療を急がなければならないんです。」
現在、リエムさんの農園は、テェンザン省における「モデル農園」として評価されています。リエムさんは優れに生産するだけでなく、他の農民に養殖や畜産に関する経験交換をする心構えがあります。毎年、彼は、貧しい世帯に稚魚を分けています。フーキエット農民協会のブイ・バン・クック副会長は次のように明らかにしています。
(テープ)
「リエムさんは、何年にもわたって、優れた農民です。彼は、フーキエット村の漁業会会長として、多くの経験を積んだ人なので、多くの人々が見習うべきお手本となっています。それなのに、リエムさんは貧しい農民への支援基金、道路建設などへの募金運動に積極的にも参加しています。」
リエムさんは71歳でありながらも、現在でも生産活動を積極的に進んでいます。そして、彼は、地元おいても慈善活動や社会福祉活動を積極的に応援しています。彼は、道路と運河の建設におよそ4000平方メートルの土地を無料で提供しました。ド・ヒエウ・リエムさんの農園生産モデルは、自分の家がもうけるだけでなく、地元での経済社会発展、愛国競争運動に積極的に寄与してきました。リエムさんはお手本としてもっと拡がるべきではないでしょうか。