数千人の白内障患者の「救世主」 フイン・フウ・グエン先生

(VOVWORLD) -フイン・フウ・グエン少佐は、南部ティエンザン省ミトー市の第9軍管区後方勤務局に属する120軍医病院の専門外科部長を勤めています。彼は、2500人あまりの白内障患者以上に光を取り戻した眼科手術技術で知られています。
数千人の白内障患者の「救世主」 フイン・フウ・グエン先生 - ảnh 1グエン先生

ベンチェ省モカイナム県に住むファム・ティ・ホアさんは、超音波白内障手術を受けた後3日でメガネなしで鮮明な視力を回復しました。ホアさんは次のように述べています。

(テープ)

「グエン先生をはじめ、120軍医病院の幹部、医療スタッフの皆さんが、私と他の患者に対しても熱心な治療を行ってくださったことに、深く感謝申し上げます。訪問者からは、家族のように患者に寄り添う医療スタッフの献身的な支援に、高い満足度が寄せられています」

数千人の白内障患者の「救世主」 フイン・フウ・グエン先生 - ảnh 2

ホアさんは、グエン先生によって白内障手術を受けた2500人あまりの患者の一人です。この41歳の軍医が用いた技術は、超音波乳化吸引術「ファコ( Phaco)」と呼ばれるもので、中央眼科病院で採用されている最も現代的で一般的な方法となっています。医師のグエンさんは、仕事への熱意をもって、この技術を身につけました。この技術の場合、手術時間はわずか5分から10分で完了します。患者は1~2時間の休息後、視力を回復し、退院することができます。これは120軍医病院の専門業務における画期的な進歩であると評価されています。

グエンさんは次のように述べています。

(テープ)

「私は常に全力を尽くして、取り組んでいます。患者さんが遠い所から何度も足を運んだり、多額の費用を負担したりすることがないよう、朝早くから診療を開始し、昼過ぎから夜遅くまで、患者さんがいなくなるまで休憩を取りません。それに、質の高い医療を確保するため、私は、身につけた知識を活用すると同時に、他の病院の先生方や同僚から知見を学んでいます」

専門性を高めるため、グエンさんは2009年に、病院で勤めた当初から、常に研鑽を重ねてきました。グエン先生は、科学研究にも特に関心を寄せています。これまでに、彼は「ジクアホソル点眼液3%による高齢者ドライアイの治療効果の評価」に関する科学研究テーマを完了させました。

グエンさんはまた次のように語りました。

(テープ)

「患者の皆様から信頼をいただける限り、私はこの職務を継続し、患者に光を取り戻すために全力を尽くします]

グエン先生と外科専門科は、120軍医病院における専門性と医道の模範であるとみなされています。グエン先生について、120軍医病院の幹部であるチャン・ゴック・クオンさんは、次のように明らかにしました。

(テープ)

「グエン先生の同僚として、彼の人間性を非常に尊敬しています。彼は非常に高い責任感を持って仕事に取り組んでいます。グエン先生は毎日10件から20件の手術を行いましたが、30件を超えることもあったそうです」

一方、120軍医病院のトラン・マン・フン院長は、「グエン先生が患者のために献身的に尽力する模範的なお手本は、病院全体に広まり、120軍医病院がメコンデルタ地域の医療における模範となることに貢献している」と明らかにしました。

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